【ＤｅＮＡ】東克樹が２年ぶり２度目の開幕投手　三浦大輔監督がキャンプ前日に通達「勢いに乗せるためにも勝ちにつなげる投球ができれば」

　ＤｅＮＡの東克樹投手（２８）が７日、今季の開幕投手に決定した。三浦大輔監督（５０）が「２０２４年の開幕投手は東です」と発表。２０２２年以来２度目の大役を任された。

　指揮官はキャンプイン前日の１月３１日に宿舎の部屋に呼び出し「今年は開幕任せたぞ」と通達した。指名した理由については「昨年の成績ももちろんそうですけど、今年もローテーションの柱として１年間しっかりとローテを守って、投手陣の先頭に立って引っ張ってほしいという思いで託しました」と説明。左腕も「自主トレの段階からシーズンを見据えて調整をしていた。言われたときは覚悟に変わった」と自覚を口にした。

　昨季は２４試合に登板して１６勝３敗、防御率１・９８の数字を残し、最多勝と最高勝率の２冠を獲得。２年連続１勝止まりからの大躍進を見せた。昨年１２月に行われたイベントで三浦監督は開幕投手について「一番近いところにいる」と、左腕の可能性を示唆していた。ここまで対外試合では２試合に先発し、計５回を３安打無失点７奪三振と好調さをアピールしている。

　対戦する広島は２２年の開幕戦で左手中指の皮がめくれ６回途中４失点（自責２）で緊急降板し、黒星を喫した因縁の相手。「前回、同じカープ戦でしっかり結果を残すことができなかった。チームを勢いに乗せるためにも第１戦、勝ちにつなげる投球ができれば」とリベンジを誓った。

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